Gazelle
2020年06月20日公開 239 Views

確定申告後は住民税と予定納税はどう支払う?

確定申告を3月に提出したのも束の間、6月の前半に住民税と予定納税の封筒が私のものに届いた。
住民税は、港区民だからか特別区民税・都民税納税通知という封筒で届いたため何のことか分からなかったが、年4回に分けて支払いの用紙が入っていたのでピンときた。

また、予定納税は去年これだけ儲けたのだから今年分をこれだけ先に収めておきなさい、ということらしい。しかしどうやって納税したら良いものか?住民税は期限が6月30日とあり、封筒が届いたら3週間以内に最初の払い込みを行わなければならない。なかなかタフなスケジュールである。たまたま海外とか行っていたらうっかり逃しそうである。

相変わらず方法が分かりにくいので備忘録的に記事にすることにする。

住民税はモバイルレジを使用できる

ITエンジニアとしては、という訳ではないが納税は極力インターネットを使って行いたい。港区はモバイルレジというスマートフォンで請求書に印刷されたバーコードを読み込んでネットバンキングから引き落とすことができるサービスがあるらしいので、これを使えば家からでも納税が行えそうである。

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それにしても収納代行業者はNTTデータか、相変わらず国とがっつりって感じだな。ともあれプロセスを進めていく。

住民税はモバイルレジでネットバンキング決済

モバイルレジダウンロードサイトからQRコードを読み取りダウンロードを開始する。評価2.4かよ、いや国のアプリとしてはこれは高評価なのではないか?期待に胸が弾む。
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請求書のバーコードを読み取ると、インターネットバンキングからの引き落としかクレジットカードの引き落としかを選ぶことができる。クレジットーカードの決済手数料は概ね1%以上でポイント還元を考慮しても元が取れない。なのでインターネットバンキングの引き落としにしようと思ったが私が使っているソニー銀行が使えない

幸い楽天銀行が対応していたのでそちらで決済する。ちなみに住民税は経費ではないので、特に事業用のクレジットカードや口座を使う必要はない。

請求書は6,8,11,2月分のものがまとめて届いたので4枚来ている。

  1. QRコードで請求書を読み取り
  2. 楽天銀行を選択してSignIn
  3. ワンタイムパスワードを発行して振込

という手順を4回繰り返して払い込み終了となった。アプリは細かいUIの不具合はあったが総じて使いやすかった。流石★2.4の実力は伊達ではない。めでたしめでたし。

予定納税は仕方なくコンビニ決済で納める

そもそも予定納税とは何ぞ?国の歳入を平準化する目的で予定納税基準額が15万円以上となる人に対して先払いを命ずる制度のようである。個人にとっても年始に一度に税金を納めなくても良いというメリットのようなものがあるが、個人的には一回のバッチ処理ですべてやってしまいたいので圧倒的なデメリットである。

予定納税額

予定納税額は昨年度に支払った税金を、今年も支払うことになると仮定して算出する。年2回あり、それぞれ予定納税額の3分の1ずつを支払うこととなる。私の場合、昨年追加で支払った税金は30万円だったため、10万円ずつ7月と11月ぐらいに支払うということである。

振替納税が最も楽そうと思ったら。。

予定納税もeTaxでできないかを調べたところ、どうもいい方法が見当たらない。同封の予定納税ガイドにも電子申告については一言も掛かれていないため、電子申告は諦める事とする。

あまり情報が無い中で闇雲にIT化することは疲れるし、コロナ給付金の振込ではインターネットからの申し込みの方が職員の手際が悪かったりするので、国の整備を待ち、電子納税ができるタイミングで行えばよいだろう。

ご丁寧な振替納税書までついている。え~何々
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所轄の税務署または金融機関の窓口にご提出ください

結局行かなきゃあかんのかい!!

まとめ

電子化が不十分でないので今後の国に期待する。現状では住民税はモバイルレジ決済、予定納税はコンビニというのが今のところの結論である。

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