The meal was followed by coffeeは食事が先かコーヒーが先か?
エンジニアにとって英語は鬼門である。そもそも英語が嫌いなのでエンジニアになったのだが、結局ソフトウェアの世界では英文を読みこなし、海外ともコミュニケーションを取っていかなくてはならない。f○cking globalization!
ということで気になる表現を英語学習タブで書いていくコーナー(参考:世界一わかりやすいTOEICテストの英文法 Kindle版)
The meal was followed by coffee
直訳すると食事はコーヒーに続かれる。食事の後にコーヒーが出ましたが意訳。これ何故受動態である必要があるのか?
文章の流れと時系列が等しくなるように敢えて受動態にしているというのが正解のようである。
coffee followed the meal
直訳するとコーヒーが食事の後を追った。時系列的には食事=>コーヒーであるが、文章はコーヒー=>食事の順に現れる。これが頭に入りにくいために
The meal was followed by coffee
(食事の後にコーヒーが続きます)となるのである。
受動態が使われる理由
軽く受動態について使われ方をまとめておく。
主語の省略
受動態は~されると訳すが、実際の使用ケースとして最も多いのは主語の省略であることが多い。
The potted plant have been aranged in a row. // 鉢植えがずらりと並んでいる
The meeting was held at 8 p.m. // 午後8時にミーティングが開かれた
これらは誰によって並べられたか、開催されたかは問題ではない。単純にS+VのSが不要で言う必要が無いので仕方なく受動態になっていると考えるのが自然であろう。
強調表現
結論は最後に持ってきた方が関心が引ける、最初に結果が分かっていたら物語は楽しめない。そんな考え方をするのか、英語でも強調したい場合は結論を最後に持ってきたがる。
The book was written by him // この本は彼によって書かれた
he wrote the bookではなくby himとしているのは、正に彼が書いたんだ! ということを強調しているからに他ならない。強調表現としての受動態が理解できると、その文章が主張したいことをよりよく理解できるはずである。
文章を自然な流れにする
The meal was followed by coffeeは、文書の順と時系列を合わせるために使われる。毎回直訳していたら気が付くことはできないが、英語も論理的に作られていることが分かる。